2025 TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ CUP
Round 07 OKAYAMA INTERNATIONAL CIRCUIT
OKINAWA GR86 #330
11月29日(土)~30日(日)

PRACTICE
専有走行は好感触で終える
2025年11月27日(木)~28日(金) 天候:晴れ/曇り 路面:ドライ
専有走行:12番手(1’44.670)
4月にオートポリスで開幕した2025年のTOYOTA GAZOORacing GR86/BRZ Cupも、いよいよ最終戦を迎えた。舞台は岡山県の岡山国際サーキット。コース長も短めで、タイトなコースレイアウト。予選順位も重要となる。
そんな一戦に向け、今季開幕こそ大苦戦を強いられていたものの、シーズン中盤以降ポテンシャルもアップしていたオキナワドリームレーシングと平良響は、11月27日(木)のスポーツ走行、そして28日(金)の専有走行に臨んだ。今季中盤戦からポテンシャルを増したGR86も速さを増している。平良のフィーリングは良く、専有走行では6周を走り、2周目には1分44秒670というベストタイムを記録。12番手という順位で終えた。
ただ、シーズンも最終戦ということもむのか、それともすぐにアタックに入るあり、朝晩は冷え込みも厳しくなっていのか非常に悩ましい状況が続いていた。る季節。予選、決勝とも昼時だが、コーライバルたちは、ウォームアップを挟むスイン後どのウォームアップラップを挟アタックが多そうな状況だった。

QUALIFY – RACE
予選は苦しむも決勝は追い上げみせる
2025年11月29日(土)~30日(日)
天候:晴れ 路面:ドライ
公式予選:17番手 決勝レース:11位
11月29日(土)は、午後0時から公式予選が行われた。前日から悩んでいたアタックのタイミングだが、平良はライバルたちと同様、アウトラップ後ウォームアップラップを経てアタックするスタイルを採った。ただ、アタックラップに最適なタイヤ内圧を合わせるのは難しく、アタック序盤は良かったものの、後半は内圧が上がりすぎてしまうことに。金曜までのポテンシャルを活かしきれず、1分44秒877というベストタイムで17番手に留まってしまった。
3日間の走行を経て、迎えた11月30日(日)の決勝日、岡山国際サーキットは晴天に恵まれた。今季最後の決勝レースは、午後0時にスタートを迎えた。
平良は17番手から「少しスタートは失敗してしまった」というが、ポテンシャルは高く、ひとつポジションを上げ16番手でオープニングラップを終えた。
序盤、上位はやや集団の間隔が広がったが、平良の周囲は大混戦。2周目、平良はこの混戦をうまくくぐり抜け、12番手までジャンプアップを果たしてみせた。ただ、直後に1周目の最終コーナーで起きたアクシデントの影響により、レースはセーフティカーランとなった。
レースは6周目に再開されたが、平良は11番手を走る#160吉田広樹選手を追いながらレースを進めていった。3番手以下の集団は大混戦で、何かしらのアクシデントがあれば大きなジャンプアップもあり得る。
そんなレースだが、9周目にコースアウト車両のため二度目のセーフティカーランとなった。迅速な車両回収もあり、レースは12周目、残り1周の超スプリントの争いで再開されることになった。ただ、リスタート後も大接戦だったものの平良はそのまま12位でフィニッシュすることに。レース後、1台に30秒加算のペナルティがあり、平良は最終戦を11位という結果で終えることになった。

FROM HIBIKI
TO ALL FANS & SPONSORS
今季は途中から右肩上がりで、専有走行では良い感触がありました。クルマのアップデートもしてもらいましたし、クルマの馴染みも進み良くなっていたのですが、予選では気温が変わり、タイヤ内圧を変更したものの、最後に上がりきってしまってポテンシャルを活かしきれませんでした。レースではスタートこそミスがありましたが、オーバーテイクもできましたし、ペースはありました。今季の開幕は最後尾争いから始まりましたが、チームを作っていくことを大切にして、ステップ・バイ・ステップで進歩することができた一年だったと思います。